便秘の原因の一つに筋力の低下が挙げられます。女性で便秘が多いのは、排便の際に使用する筋力が弱っているからです。特に排便時に使用するのが腹筋なので、日ごろから腹筋運動をはじめとした適度な運動を心掛けることが大切です。
便意が最も起きやすい朝に、布団の中で手軽にできる効果的な運動も併せてご紹介しますので参考にしてください。
便秘改善には腹筋運動がおすすめ!
慣れない人は、本格的な腹筋運動はかなりきつく、1回もできないといった人も多いですから、初心者でも簡単に出来る腹筋運動をご紹介します。
まず足上げ運動です。両手を伸ばして座り、手は後ろ側につきます。両足はまっすぐ揃えて伸ばしたままです。そして床から30センチほど、ゆっくりと持ち上げます。そのままの状態で10秒ほどキープして、ゆっくりとおろします。腹筋に力がぐっと入るのが分かるはずです。この繰り返し3回くらいを1セットにして2,3回行ってみましょう。
慣れてきたら、回数を多くしてみてください。
腰に痛みがある人は、こんな腹筋運動もおすすめです。まず仰向けに寝て、足は肩幅くらいに開き、両ひざは立てておきます。お腹に手を当てながら、肩と頭をゆっくりと上げていきます。ゆっくりと上げながら、腹筋に力がぐっと入ったところでストップして、その状態を10~15秒ほどキープして呼吸をゆっくり続けます。
布団の中で手軽にできる効果的な体操!
排便のチャンスは朝一番の時間です。このチャンスを逃さないためにも、朝起きたらすぐに簡単にできる運動を試してみてください。先ほど紹介した腹筋運動もおすすめですが、寝起きに腹筋運動はキツいという方は、こちらの体操を試してみてください。
布団の上にうつ伏せのまま、水泳のバタ足体操を行ってみましょう。手は顔の下に置いてうつ伏せで寝ます。ひざは伸ばしたままで、大きくゆっくりと上下させます。10回くらいすればオッケーです。
お尻叩き体操もおすすめです。これもバタ足体操と同じ体勢で行います。これは左右交互に膝を曲げて、かかとでお尻を叩く体操です。バタ足体操とセットで行ってみてください。
仰向けに寝て行う足上げ体操もあります。これは、両手は身体の脇に置き、仰向けに寝て膝は伸ばしたままにします。床から足を30センチほど上げて、そのまま5~10秒くらいキープします。3~5回くらい繰り返します。
どれも手軽にできる体操ですが、腸が効果的に刺激されて便意が促されます。
朝だけでなく、テレビを見ている時や、お風呂上りのリラックスタイムに行うのも良いですね。
毎日の習慣にすれば腹筋もかなり鍛えることができるので、排便もラクになっていくはずです。
どうしても体操が長続きしない場合は、手軽に便秘を解消できるお茶がおすすめです。
食物繊維を豊富に含むので、個人差はありますが、朝飲めば夜に、日中飲んでも翌朝には便意をもよおします。
エステサロン専売品で、多数の効果が出ているハーブティーですので一度お試しください。